概要 絵画史上でもっとも短命だったイタリアの天才画家マサッチオは、ルネサンス期のイタリアで画家として活躍する。本名はトンマーゾ・ディ・セル・ジョヴァンニ・モーネ・カッサーイである。しかし、天才と呼ばれる所以が27歳という若くして亡くなったにも関わらず、後のルネサンス絵画の在り方を決定づけるモデル方法を開拓した作品を残している。そういった意味で有名な建築家のフィリッポ・ブルネレスキ、彫刻家のドナテッロと合わせた3人がルネサンス美術を創始者として挙げられている。同時代人のゴシック画風であるマンリーノは色を濃く留める画風に対して、マサッチオは人物の自然な表現や感情の表現、リアルな空間の表現など初期のルネサンス画風を開拓したのである。こういった天才画家の絵画は他の画家と比べて当たり前ながら作品数が少ない。しかし、1つの絵画が物語るようにルネサンス画風に魅了されてるのはやはり画風だけではないマサッチオの独特な世界観なのではないだろうか。

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